「怒り」観てきた

 

色んなところ間違ってるかもしれない。
※ネタバレするぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


疑ってしまった人は自分に対して、信じた人は相手に対して怒りを覚えるという感じの話。

私の語彙力が貧弱なので全然面白そうに感じられないけど、本当に良かったので迷ってる人は劇場へGO。

 


・愛子、洋平サイド(千葉)
愛子がすごく無邪気で少女っぽい。たまに劣等感があるような面を見せるのが見ててちょっと不安になる。
愛子は信じて全部話してくれた田代くんを疑って通報してしまったけど、田代くんは犯人ではなかった。疑ってしまった自責が本当に苦しそうで、頼むから田代くんと幸せになってほしい。
明日香さん(池脇千鶴)のお節介ぽさが序盤は何だかなあと思っていたけど、洋平に「愛子は幸せになれないと思ってるんじゃないの?」って言ってるのを見てこの人は本当に愛子の事を心配してるんだろうなあと思った。

最初の方の新幹線?電車?で千葉に帰るとことかアパートで真実を知らされるとことか光を浴びてる宮崎あおいは透明感がすごくてなんでかずーっと印象に残ってる。

 

 

 


・優馬、直人サイド(東京)
クラブの場面に切り替わった時ちょっと目がチカチカした。
何かもう悲しくて悲しくて仕方がないサイド。
優馬は雄みがすごくて絶対セクシーな香水つけてると思った。程よい筋肉。直人は少し丸いかな?
優馬は番組を見たタイミングが悪くて、警察からの電話を知りませんで通して、直人の私物も捨てようとしてしまう。あそこで優馬が直人を疑わずに警察の方の話を聞いていれば、施設でのお姉さん(高畑充希ちゃん)の話を聞くまで直人の行方について苦しむことはなかった。人を疑うことは生きていくことで必要なことだけど、とてもとても難しいことなんだなあと思った。
直人の私物捨ててないといいな。
手紙のひとつでもあればもう少し救いがあったかもしれない。

 

 

 


・泉、田中サイド(沖縄)
初見の田中の良い人っぽさがすごかったがそんな事はなかった。物を大事にしない人間が大嫌いなので客の荷物を投げ飛ばしたところから好感度がダダ下がりだったんですが、田中は物語の大元である八王子夫婦殺害事件の犯人である山神でした。はい。
森山未來モテキのイメージしかなくて、前日にたまたまWOWOWドラマの贖罪を見ていたけどそれでもびっくりするくらい怖い役が上手だった。森山未來ほんとうにすごい。
すずちゃんが途中で出番が減ってしまうけど辰哉くんはこのサイド第二の主人公というほかない。「信じていたのに裏切られたから殺した」と言っていたけど泣きながら血で、石で、辰哉くんは壁の落書きを消していたのを見るとそれだけでもないと思う。しかし「信じる」ということはひとつの愛の証みたいなものだと思っているけど、「信じてたのに」というと途端にエゴになるわけで塩梅が難しいなあ。
割と私はすずちゃんが好きなのでレイプシーンは心が痛かった。
田中はサイコパスというには衝動性が強いからサイコパスではない何かなんだろう。でも、あんな人が知らん顔をして世の中に紛れ込んでるとしたら怖い。(10/4追記 調べてみたらソシオパス?というのがあるっぽい。これが当てはまるのかは分からないんだけど、山神はただただ人間性に問題がある人間だったのか、抑えきれない衝動に困っていたりしたのか私はまだ分からない。やっぱりもっかい見るしかないな???)

 

 

 


映画の中の空気にふっと入っていける音楽だな〜と思ってたら坂本龍一さんで死ぬほどびびった。
友達と二人で朝イチの回を観ましたが本当に良かったです。見終わった後お昼ごはん食べて買い物したんですが、お互い「怒り」の余韻に浸ったり考えたりして何回も会話が途切れました。本当に本当に良かった。
「私がお金出すから見てくれ」とか母と妹にほざきました。
なんなら二回目も観たい。